失敗から学ぼう!
フリーランスの失敗エピソードとしてよく聞かれるのがクライアントとのトラブルです。具体的には「報酬の不払い・減額」「支払いの遅延」「悪質な嫌がらせ」などですが、フリーランスに対する法的なサポートや規制がまだまだ不十分ということもあり、泣き寝入りしてしまう人も少なくありません。
また、フリーランスは各種SNSを通じて案件を獲得することが多いんですが、その場合、相手とはどうやってやり取りしているでしょうか?法律上、契約はたとえ口約束であっても、申込みとその承諾について当事者間で合意していれば成立します。このような契約を合意型契約といいますが、契約書類が証拠として残っていないとトラブルの際に不利になる場合があります。誤解や契約不履行に備え、契約条件や支払い期間などを明記した契約書を必ず用意するようにしましょう。
独立したての頃はできるだけ多くの案件を獲得しようと頑張っていますが、中には「仕事を断ると次の仕事が来なくなるかもしれない」と不安になり、自分1人では処理しきれないほどの仕事を引き受けてしまう人もいます。ですが、その一方で、仕事を選び過ぎてしまうと収入面の心配も……。
安定した収入と過労にならないスケジュールのバランスをとるのは簡単ではありません。しかもタスク管理を怠ると経済的、心身的に大きな負担がかかるので注意が必要です。
「納品物の支払いに思ったより時間がかかってしまい、経済的に苦しくなってしまった」という話もよく聞きます。報酬が支払われるタイミングはプロジェクトによってさまざまです。多いのは納品後に報酬が支払われるパターンですが、実際に報酬が支払われるのは数ヶ月後です。仕事をこなしていても無収入の時期が続くリスクを考えて、ある程度の貯蓄を確保しておく、受注先を分散させる、などの対策をしておくと経済的な不安を払拭することができますよ。
決定権はすべて自分にあるため、職場の同僚に仕事の悩みを相談するといったこともできません。常にプレッシャーを感じている状態です。また、オン・オフの切り替えもしにくいため睡眠や食事が不規則になりがちです。自分のペースで仕事ができるのはフリーランスの大きな魅力ですが、過労で体を壊したり、経済的な不安で精神的に調子を崩してしまったりする人もいます。
日本の社会保障制度は高度経済成長期の会社員の働き方を想定して設計されています。そのため、フリーランスはセーフティネットから漏れる傾向があるんです。フリーランスは「労働者災害補償保険」「健康保険組合」「厚生年金」などの保証制度には加入していません。病気やケガはいつ降りかかってくるかわかりませんよね。いざという時に備えて、フリーランスも加入できる国や民間の保障を上手に活用しましょう。
専門家であるエージェントを利用すれば手間や時間を短縮できるだけでなく、高単価の案件も紹介してもらえます。また、現在の悩みやこれから先のキャリアについても気兼ねなく相談できますよ。
この記事の詳細をみるフリーランスになるのは簡単ですが活躍し続けるかどうかは別問題ですよ。そのため、フリーランスの成功率は低いといわれています。なぜ成功率が低いのか?その理由について見ていきましょう。
この記事の詳細をみるフリーランスとして成功したいなら知識やスキルを常にアップデートするべく学び続けることが大切ですよ。さまざまな方法があるので、その中から自分に合うものを探してみてくださいね。
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