さまざまなシーンで役立つロジカルシンキングを鍛えよう
日本語で論理的思考と訳されるロジカルシンキングは、簡単にいえば物事を論理的に考えることです。直感や感覚で物事を捉えるのではなく、整理して筋道を立て矛盾がないように考える思考法です。
例えば、著名な人が話していたことをその通りに行ったとします。しかし、それは論理的であるといえるでしょうか?権威のある人の言葉を信頼し頼るのもひとつの論法ではありますが、それではいずれ思考停止に陥ってしまいます。大切なのは自分の頭で考えること!そのために存在するのがロジカルシンキングなんです。
ロジカルシンキングについての詳しい内容はこちらの書籍を参考にしてみてくださいね。
ロジカルシンキングを実践するには以下の3つのテクニックが必要不可欠です。1つずつ詳しく説明します。
1つ目は「ロジック」です。ロジックとは異なる事象を結びつけるための技術のことです。多くの実例の中から共通点を見つけて結論を導き出す「帰納法」と、一般論やルールと観察事項を結びつけて結論を導き出す「演繹法」の2つの技法があります。
2つ目は「因果関係」です。世の中のすべての事象には原因と結果があります。もし、間違った原因で結果を決めてしまったら、その戦略は正しいものとはいえません。
3つ目は「構造化」です。これは、複雑な事象を分解してその関係をはっきりとさせることです。代表的なものにロジカルシンキングの基本である「MECE」や課題をツリー型に分解する「ロジックツリー」などのフレームワークがあります。
ロジカルシンキングはメリットの多い思考法ですが、万能ではありません。誤解や勘違い、情報の偏りや論理の飛躍などのトラップもあります。鵜呑みにして情報や状況をそのまま信じるのではなく、自分なりに解釈し、その論理性を検証してみることが大切ですよ。最初は論理的に考えることが難しいかもしれませんが、何度も繰り返すうちにどういうことなのかがわかってくるはずです。
ロジカルシンキングによって構築された戦略は自分自身だけでなく、他人を説得する際にも有効です。フリーランスの場合、すべての責任はその本人が負わなければなりません。その時、論理は有効な意思決定ツールになります。
何を信じるかは個人の自由です。ビジネスの世界では不確実なことも多いため権威に頼りたくなることもあるでしょう。しかし、その時に論理的に考えることができるかどうかが問われるのです。
フリーランスは自分の選択を正当化しなければならないことが頻繁にあります。クライアントからアプローチ方法や請求金額について詳しい内容を聞かれた時、上手く説明できなければプロとしての能力を疑われることになります。場合によっては、その時点で契約を打ち切られる可能性もありますよ。
専門家であるエージェントを利用すれば手間や時間を短縮できるだけでなく、高単価の案件も紹介してもらえます。また、現在の悩みやこれから先のキャリアについても気兼ねなく相談できますよ。
この記事の詳細をみるフリーランスになるのは簡単ですが活躍し続けるかどうかは別問題ですよ。そのため、フリーランスの成功率は低いといわれています。なぜ成功率が低いのか?その理由について見ていきましょう。
この記事の詳細をみるフリーランスとして成功したいなら知識やスキルを常にアップデートするべく学び続けることが大切ですよ。さまざまな方法があるので、その中から自分に合うものを探してみてくださいね。
この記事の詳細をみる