成功するのはセルフブランディングができる人

セルフブランディングとは

自分自身を「商品」として捉え、クライアントに対して自分の価値を高める戦略のことです。一般的にブランディングは「商品の価値を高めること」を意味しますが、これを自分自身に当てはめたのがセルフブランディングです。「高品質」「デザインが洗練されている」「サポートが丁寧」などのブランドイメージを作り上げて、クライアントに自身や自分の仕事に価値を感じてもらうことが目的です。

継続的な受注につなげるために

フリーランスがビジネスをする上で最も難しいことの1つが、継続的な受注です。多くのフリーランスは単発の案件をいくつも受けるよりも、できれば継続的な案件が欲しいと考えています。ですが、企業側からすると企業に所属している社員よりも完全な個人であるフリーランスを雇う方に不安を感じています。その不安を払拭するのが、セルフブランディングなのです。
最近はSNSやブログなどを積極的にビジネスに活用している人も少なくありません。プロフィールや得意分野、過去の実績、人柄、ライフワーク、日々の関心事や趣味などを紹介している人も多いのですが、これらの情報はフリーランスの技量を量る上での判断材料の1つになります。クライアントの信頼や安心にもつながりやすいので、継続案件を得たいならSNSやブログをビジネスに活用すべきですよ。実際、SNSやブログを経由して案件を獲得している人もたくさんいます。
とはいえ、SNSやブログをやっているから仕事が来るというわけではありません。どのような情報を発信しているかが重要なので、SNSやブログをビジネスに活用したいなら、記事やプロフィールの内容には配慮が必要です。

自分自身をブランド化できる

単価を上げる方法としてもセルフブランディングは効果があります。自分の仕事が他の人に認められることを繰り返していけば徐々に個人としブランド化されていきます。そうすると、今まで取引のなかったクライアントから案件を持ちかけられたり、単価の交渉ができるようになったりすることがあるんです。
また、セルフブランディングが周囲に浸透していけばクライアントの獲得にもつながっていきますよ。営業しなくてもSNSやブログが広告塔になったり、過去に一緒に仕事をした仲間から紹介を受けたり、といったケースもあるからです。

おすすめはFacebook

SNSの中でも特にビジネスツールとして活用されているのがFacebookです。なぜFacebookの利用率が高いのでしょか？それは記名性の高いSNSだからです。でも、TwitterやInstagramにもFacebookにはないビジネスツールとしての魅力があります。目指すブランディングによって利用するSNSを選んだり、使いわけたりするといいでしょう。